認定こども園とは?保育施設の種類とその違い

保育施設で遊ぶ子供の手

こどもを保育園に入れるか幼稚園に入れるかを悩むお母さんは多いと思いますが、2015年に「こども子育て新制度」がスタートし、保育施設の種類は今までよりも多くなりました

働くお母さんの増加にともない、今まで幼稚園だった園が「認定こども園」と名前を変えて、働いているお母さんへのサポートをしてくれるようになったり、小規模保育施設も認可保育園と同じように収入に応じた保育料で預ける事ができるようになったり…。

え!?なんのこと!???

と思われるお母さんも多いかと思います。

保育施設の情報って自分から積極的に探さないと得られないんです。かといって市役所に聞きに行っても丁寧に教えてくれる訳でもなく…。

私が長男の保育所を探していた時には分からない事だらけで何から質問したらいいのかも分からず、役所の人も最低限の情報しか教えてくれなかったので不安だったのを覚えています。

同じように不安を抱いているお母さんへ。保育施設の種類について、それぞれの特徴や違いを分かりやすく解説していきたいと思います。





保育施設の種類とその特徴

私は昔、認可保育園と認定保育園の存在しか知りませんでした。

その二つの存在を知っていても、どこがどう違うのかは、子供を預けるまで知りませんでした。情報がなかったからです。

市へ保育園の申し込みをしたいと相談に行くと、一つの冊子を手渡され、申し込みの期限を告げられました。

「え!?それだけ!!!?」

その時の率直な感想です。笑

その冊子の中には申し込みの方法と期限、認可保育園のみの住所と連絡先、預けられる時間や年齢等が載っていました。

認可保育園に落選してはじめて、認定保育園の情報が家に郵送されてきました。

保育施設は認可保育園と認定保育園だけではありませんが、他にどんな保育園があるのか知らなかったので、選択肢がとても狭かったです。





認可保育園とは

児童福祉法で定められた「保育所最低基準」を満たしていて、各都道府県知事により認可された園。

毎年10月に次年度4月から入園する園児の募集を始め、1次選考は1月頃、2次選考は2月頃。(1次の選考で空きがあった保育園を対象に2次選考を行う)

結果の通知は2月末〜3月初め頃に届きます。

年度の途中入園も園に空きがあれば可能ですが、待機児童の多いこのご時世、どの地域でも大抵10月に申し込む事を進められます。

月々の保育料は市が管轄し、市に納めるようになります。保育料についての詳しい情報は公立保育園、幼稚園の費用の違いと月々にかかる金額の調べ方を参照

家庭的保育事業とは

「こども子育て新制度」により新しく制定された施設。

経験のある保育士さんが自宅で子供を預かってくれます

申し込み方法や料金制度は認可保育園と同じく自治体が管轄しています。

認可保育園と違うところは少人数(地域によって多少違いがありますが、最大5名程度)というところと、延長保育(18時以降の保育)ができないことです

また、小規模保育施設と同じく0歳~3歳までの乳幼児を対象にしています。

小規模保育事業とは

「こども子育て新制度」により認可保育園と同じく申し込みや料金を自治体が管轄するようになった、0歳~3歳までの乳幼児を対象にした保育施設

定員も20名以下と、少人数で行われ、乳幼児が対象なので園庭のないちいさな保育施設が多いです。

年少さんから別の園を探さなくてはならないのがちょっと大変ですね。

認定(認証)保育園とは

認可はされていないけれど、一定基準を満たし認定(認証)された園。

申し込みは自治体ではなく各園で受け付けているので、直接園へ問い合わせると見学させてくれたり、説明もしてくれますし、10月と言わず園に空きさえあればいつでも申し込む事ができます。

各自治体によって定められた一定料金が援助されるので、<園が定めた保育料−自治体からの補助金額>を園に支払います。





無認可保育園とは

認可されていない保育園。市からの資金の援助が無いため、園が定めた保育料をそのまま園に支払います。

認定保育園と同じく、申し込みに関しても自治体は関与していないので園に直接問い合わせます。

認可、認定されていないので自治体の定めた基準に添っていない事を不安に思う方もいるかと思いますが、裏を返すと自由度が高いということです。

園によって特徴もさまざまですが、育児の方針や対応が自分と合っていると「無認可でよかった」というお母さんもいますので、園を決定する際には認可、無認可に限らず、何度も見学へいく事をおススメします。

園によっては毎週園庭を解放しているところもあります。ぜひそういった機会を活用してみましょう。

認定こども園ってなんのこと?保育園や幼稚園とはどう違うの?

「こども子育て新制度」がスタートしたこともあり、近年「認定こども園」は数を増やしつつあります。

分かりやすく説明すると、保育園の良いところと、幼稚園の良いところ、それぞれをあわせた特徴をもっているのが「認定こども園」です。

保育園の特徴

保育園は厚生労働省が管轄しているので、主に生活習慣や心を育む遊び、自分の事を自分でできるようにする自立面を強化して育ててくれます

人としての土台作りをプロが集団の中で行ってくれるので、家庭で育児するよりもこどもの習得も早く、オムツをとったり、はしを自分で使えるようになったり、洋服をたたんだり、歯を磨いたり等、幼稚園に通う子に比べて自立が早いです。園にもよりますが、食育にも力を入れています。

幼稚園の特徴

一方幼稚園は、文部科学省の管轄。つまり学校と同じです。

重きを置いているのは学習面。園によっては入園前に学力テストがあり、学力を伸ばす事に重きを置いたり、音楽を重点的に教える園や、英語教育を行う園等、特色がさまざまです。

また幼稚園の先生は幼稚園教諭免許を取得していて、教師に近い存在です。





認定こども園の特徴

認定こども園がその他の園と大きく違うところは先生が幼稚園教諭免許と保育士免許の両方を保有していなければならないというところ。

認定こども園では教育も、保育も、どちらの役割も行っているからです。

また、保育園とはちがい、両親が働いていなくても入園する事が可能です。

認定こども園には4つのタイプがある

保育園と幼稚園の違いをざっくりと説明しましたが、お昼寝があるかないかなど、細かく上げると違いはたくさんあります。

その全く違う特徴をあわせもっているのですから、「認定こども園」と一概に言ってもどこも同じ様にはなかなかいきません。

1.保育所型

もともとは保育園として機能していた所に幼稚園の機能を加えたパターン

2.幼稚園型

もともとは幼稚園として機能していた所に保育園の機能を加えたパターン

3.幼保連携型

すでにあった幼稚園と、保育園が連携して一つの園を運営するパターン

4.地方裁量型

もとは保育園でも幼稚園でもない地域の教育・保育施設がこども園として生まれ変わったパターン

どうやってその認定こども園が出来たのかが分かると、園のもつ特徴も何となく想像できると思います。

私の娘が通う保育園からこども園へ転園したお友達がいました。

転園先は幼稚園型のこども園だったのですが、やはり元は幼稚園。保育園とは大分ちがい、保育の質の低さに驚き、次年度に元の保育園へ戻って来たそうです。

「どちらの良さも持っている」というのはあくまで理想の話であって、比重の度合いは違っても教育と保育、実際はどちらかに偏っているのが現実なよう

教育も保育も、時にどちらも子供には必要な事ですので、自分が園に何を求めるのかをよく考え、自分自身の育児の方針と合った園を見極めるためにこれらのどのパターンのこども園なのかを知る事も一つの選ぶ基準になりそうです。





まとめ

待機児童が年々増える中その対策のために保育施設は多様化し、増えています。

保育施設に子供を預ける事ができると育児の負担の軽減にもなる反面、自分の育児方針や園に求めている事と反する特徴をもった園にこどもを預けてしまうと子供にも親にも負担になる事もあります。

こどもの事を一番近くでみていてよく知っているのは保護者であるあなた。

こどもの多い園、少人数の園、明るい雰囲気の園、しつけをしっかりしてくれる園。

広い園庭でのびのびと遊べる園、生活リズムや食育に力を入れている園。

園によっても本当にさまざまですので、お仕事との都合の兼ね合いはもちろん、今こどもに必要なことを提供してくれる園はどこなのかよく吟味してぴったり合う園に入園できると、子供にとっても自分にとっても、成長できるとても良い機会を園は提供してくれます。

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