働くママにとって戦いの時間の一つが朝、家を出るまでの時間。
自分一人だったら30分あれば支度ができるものが、子供が1人、2人、3人と増えていけばいくほど朝の戦いの時間は長引き…。
「時間を守る」という社会人として当たり前なことが、とても難しい関門のように思えてくる。
私自身も、子供を保育園へ預けた後の安堵感は言葉では言い表せないほど。それだけ働く母親にとって「朝」やることは多いです。
朝の時間を有効に使うにはどうしたらいいのか、イヤイヤ期で言うことを聞いてくれない子供はどうしたらいい?
イライラしないで気持ちの良い朝を迎える秘訣などなど、3人を育ててきて経験した様々な朝をご紹介します。
イヤイヤ期まっただなかの2歳児。朝の登園準備の実情
今現在、次男坊がイヤイヤ期真っ只中。
この時期の子供は普通の数倍は準備に時間がかかるとあらかじめ腹をくくっておいたほうがいいでしょう。
2歳児は手先や身体の動きがまだまだ未発達な年頃なので自分でできないことが多いにも関わらず、「自分でやりたい!」という気持ちは人一倍強く、思い通りにいかなかった時のカンシャクの起こし方も激しいです。
感情のコントロールも上手にできない年頃なので、「我慢」や「主張を抑える」ということができません。
初めての子育てだと何がそんなに気に入らないのか、なんでそんなに怒っているのか親が理解できずに叱ってしまったり、我慢するように言ってしまったり、性格に問題があるのではと悩んでしまうこともあるかもしれません。
しかし、この扱いにくい症状は子供が健康に育っている証拠なのでご心配なさらずに。
激しさの度合いは違えど、心の発達に身体が追いついていかずに生じるフラストレーションはどんな子供でも経験することです。
この時期は親にとってはとても面倒くさい時期ですが、親と子供の信頼関係をきずくのに絶好の時期ではないかなと、私は思っています。
イヤイヤ期にどんな対応をするかで子供との信頼の深さが決まると私は思います。
その時期に力ずくでも親のいう通りにさせるのか、それとも子供の思いを汲み取り忍耐して子供と分かり合える時間を共有するのかで、子供の親への信頼度が変わります。
我が家は実際に、力ずくでもいう事を聞かせようとするパパと、その方法が効果的ではないことにきづいて子供をもっと理解しようと務めたママとで、子供たちは見事に全員ママっ子に育ってしまいました。
私の育児を「甘やかし」だと旦那さんは言いますが、実際怒ると怖いのは私の方で、子供達もその事をよく承知しています。
その方法が効果的ではないことに気づいたと書きましたが、私も最初は強制的になってしまうことが多々ありました。その度に子供の心はよけい頑なになり、ますます扱いづらくなる。
そんな失敗を繰り返していて、子供ではなく自分が変わらなくてはいけないと気づき、自分自身を反省して変えていくことで少しづつコツがわかるようになり、子供との関係も改善して行きました。
まだまだ小さいですから、これからまた色々な問題に直面することはあると思いますけどね、親子の信頼関係はそれらの問題を乗り越えていく上で基本的で重要なものだと思います。
子供がイヤイヤモードになって困ったときに効果的だった対処法をいくつかご紹介しますね。
①待つ
これはすごく大切なことです。
「早く早く」と急かしたくなる気持ち、ものすごーく分かります。母親はやらなければならないことに常に追われていますし、子供がやることはどうしても遅いんです。
自分が手を出してしまったらさっさと済むものが、子供だと何十倍も時間がかかります。
けれど、子供も自分でやる事で上達して行きます。今日よりも明日、明日よりも明後日、何度もできないことにチャレンジすることで、失敗から学び、上手にできるようになっていくのです。
子供が「自分でやりたい」と言うことは、成長するための第一のステップ。
そのチャンスを「時間がないから」と奪ってしまうのは実はとてももったいない事なのです。
我が家のイヤイヤ期真っ只中の次男坊は、靴下や靴を自分で履きたがります。
私がやろうとするとイヤイヤモードが炸裂するので、爆発して収まりがつかなくなる前に速攻手を離して子供にやらせてみます。
しかし、ものすんーっごい時間かかるので。
ただ見て待っていると短気な私はイライラしてしまうので、大抵その時は荷物チェックやノートの記載、ゴミ出しやお薬など、他にできる事をやってなるべく息子を気にしないようにしています。
自分で上手くできる時とできない時があり、うちの子の場合はわりかし諦めが早く、できないと
「はい」
と言って靴下を渡してくるので、その時は私が履かせてあげます。
厄介なのは出来ない自分を受け入れられずに
「ぎゃー!!!(なんで出来ないんだー!!)」
と怒り泣きするタイプ。長男がこのタイプでした。
そんな時は「大丈夫だよー、今は難しくてもそのうちできるようになるからね」とひたすらなだめていたような記憶があります。
朝の時間が短くてとても待てないのなら、急かさなくても良い時間に起きる事をお勧めします。
子供が自分でできることが増えていくことで結果的にはママの手が煩わされることが減り早く楽になります。
一人目のイヤイヤ期の時には手こずっていた「自分で!」と言う主張も、「待つ」と言う習慣ができてから2人目、3人目とさほどストレスなく対応できるようになりました。
でもどうしても時間がなく待てない時は「ごめんね、今日は時間がないからママがやるね」と言って手を出す時もあります。それでギャン泣きする時には抱っこして自転車に乗せ発車。
子供の思い通りにはならない事もあります。
②簡単な言葉で説明をする
「ダメ」はとても簡単な言葉ですぐに使ってしまいがちですが、この言葉を聞くと子供は自分自身を否定されたような印象を受けます。
何がダメだったのか、それはなぜなのかが分からず、ただ否定されたことに対して怒りや悲しみを覚えるのです。
2歳児の小さな子供でも、簡単で分かりやすい言葉ならちゃんと伝わります。
簡単に、丁寧に説明することを面倒くさがらずにやってみると、意外とすんなりと聞き分けがよくなったりしますよ。
この説明する忍耐力も、私は長男のイヤイヤ期でだいぶ鍛えられた気がしています。
長男はこうだと思い込んだら人の声など耳に入らないタイプというか、一度糸が切れると収集つかなくなってしまうタイプ。
説明しても話を聞いてくれず、「もー・・・どうしたらいいんだ」という場面も多々ありました。
パニックになっている時はまずは気持ちを鎮めることが先決。
ぎゅっと抱きしめて「大丈夫だよ」とか、「やりたかったね」とか、「悲しいね」と子供に寄り添う言葉を語りかける。
少し落ち着きが見えた時に、ゆっくり、分かりやすい言葉で「ダメ」の理由を話してあげるといいと思います。
③子供の気持ちを代弁してみる
頑固な長女のイヤイヤ期は、何か気に入らないことが一つあると、全てが「嫌ー!」になってしまいました。
普段はいつもご機嫌で聞き分けもいいのに、急にイヤイヤモードのスイッチが入ってしまうのでどこに気に入らないポイントがあったのかを推理する能力が磨かれました。笑
ある時薬局にいてお薬ができるのを待ってた時。トイトレ 中だった娘に、薬局のトイレに行こうと誘いました。
娘はトイトレ が上手くいかず、特に外出中は自分からトイレを教えることができなかったのでオムツも持ってきていない今お漏らしされては困ると、私はどうしても娘にトイレに行ってもらいたかったのですが、娘は今まで入った事のない場所のトイレが怖かったのか、一向に入ろうとせず、トイレの前で拒否し続けるのです。
私「お願いだからトイレ行こう?お漏らししたら大変だよ?」
娘「行きたくない。でない」
出ないとは行っているものの、明らかにモジモジ。絶対トイレに行きたい。
頑なにトイレに入ろうとしない娘にこちらもイライラ。言葉もトゲトゲしてくると娘は余計にいうことを聞こうとせず、トイレの前で座り込む。
そんなこんなしているうちに、お薬が準備できて受け取ると、
私「じゃあ、急いでお家に帰ってお家でトイレに行こう?」
娘「やだー!帰らない」
・・・はぁ?
私「お薬もうもらったから、お家に帰らないと。ずっとここにいるの?」
娘「嫌だー!!!」
私「でしょ?だからもうお家帰ろう。それともここのトイレに入る?」
娘「いやー!!!」
…イヤイヤモードに突入した娘は、何を言ってもダメなので。
ここでおしっこを漏らされては困るというのと、いつまでも薬局のトイレの前で修羅場を繰り広げたくなかったので娘を引っ張って無理やり外に出、その間も娘は大泣きで嫌だ嫌だと抵抗し続ける。
娘は全く歩こうとしないし抱こうとすると暴れるので半分ひきづるようにして何とか家の前まで到着。(家の近くの薬局で本当助かりました)
案の定、お漏らししていてパンツはビショ濡れ。相変わらず娘はギャン泣き。
家の中に入っても玄関のところで寝転んでギャーギャー泣いています。
暑い中娘を引っ張って歩いてきた私もハーハー息切れしながらも娘の濡れたパンツを洗い、「何でトイレ行かないんだよ!」という、思い通りにいかなかった娘への込み上げてくるイライラを沈めつつ、深呼吸をして。
私「〇〇ちゃん、ママが言った時おトイレ行きたかったよね?でもおくすり屋さんのトイレに入るのが嫌だったの?」
私「ママが怒ったから嫌になっちゃったのかな?」
私「ママも強い言い方しちゃったからそれはママが悪かったよね、ごめんね。」
そう言って娘を抱きしめると、それまでギャーギャー泣いていた娘も落ち着きを取り戻し、黙って私の話を聞き始めました。
私「おトイレ行きたいのはもう、自分で分かるよね?その時は我慢しないでおトイレに行かないと今日みたいにお漏らししちゃったり、病気になったりしちゃうよ。
自分から教えるのは恥ずかしいかもしれないけど、ママがおトイレに行こうって誘ったときにはちゃんと行こう?約束できるかな?」
コクンと娘が頷き、それまでの頑なな態度が嘘のように素直に
娘「〇〇(自分の名前)ちゃん、ママが・・・・って言ったから怖かったの…」
私「そうだったんだね、怒ってごめんね」
と、自分の気持ちを話してくれました。
イライラした気持ちのまま話をしても上手くいかなくて。
まず自分の心を落ち着けることが先決。そのあとは自分の主張ではなく、相手(子供)の気持ちを理解しようと汲み取って(代弁して)確認する。
理解されていると分かると子供は心を開くので、その時に、「ママはこうして欲しかったんだよー」と、親の思いを伝えてあげると気持ちが子供の心の中まで届きやすいです。
④放っておく
こちらの方法はかなり私流なのですが、行き過ぎると「ちょっと冷たいんじゃない?」とか、「ネグレクト!?」とか批判も聞こえてきそうな方法です。
実際旦那にはよく「ママは冷たい。パパの方が優しい」といわれます。
ただ、わたしの中ではかなりピッタリときていて。面倒くさいから放っている訳ではなく(そんな時もありますが…)子供が自分で立ち直れるようにと思い突き放しています。
長男の時にはいろいろと迷ったという話をしました。
誰しも一人目の子育てはそうなりがちなのかもしれませんが、すごく「過保護」だったんです、私。
全ては自分次第だと思っていて、子供が泣いたら自分のせい、子供を笑顔にしているのは自分。
だから息子が泣いたりカンシャクを起こしたりしていると、何とかして機嫌を取ろうとか、不快なものを取り除いてあげようとしていたんですよね。
実際、嬉しいんですよ。泣いていた子供が私のおこすアクション、慰めや遊びに対して笑顔になってくれる時って、すごく喜びを感じる瞬間なんです。
でもある時、他の人の反応が何もないといつまでもヘソを曲げて駄々をこねている息子を見て
「このままでは、この子はママや他人が何かをしてあげないと、自分で立ち直ることができなくなってしまうのではないか?」
という思いが浮かんできました。
小さいうちはそれでいいのかもしれませんが、大人になると周囲がどうであろうと、自分自身で立ち直らなければいけない場面と多々遭遇します。
そんな時に自分の中で心のベクトルの向きを変えること。悪い方へ向いている視線を自分自身で方向転換することは小さい頃から学ぶことができると思うのです。
そしてそれが習慣づけられている子供は逆境に強いです。
それに気づいてから、息子がぎゃん泣きしていてもあまり動じず、「そっかそっか」と少し距離を置いて話を聞いています。
そうするようになってから、子供の自立度はぐっと上がったように思いますし、下に生まれた子供達にも自然と
「自分達で解決できるでしょ、放っとこう」
というスタンスで接していて、お陰様で保育園でも「〇〇さん家の子供達はすごく自立している」と言われるし、
長男の時ほど子供が気分を戻すのに苦労する事は無くなりました。(子供の性格にもよるのかと思いますが。。)
放置も行きすぎる問題ですので、年齢にもよりますがある程度大きくなって自我が芽生えてきたら「見守る」スタンスがオススメです。
子供の朝の支度にどうやったらイライラしなくなる?気持ちのいい朝を迎えるコツ
旦那さんの親戚が住んでいるマンションの、隣の部屋からは毎朝お母さんの怒鳴り声が聞こえてくるそうです。
子供が4人でフルタイムのお仕事をしている隣のお母さん。
毎朝毎朝、激しく怒る声に旦那さんの親戚は「大丈夫かな。。。」と心配するようですが、きっとそのお母さんも怒りたい訳ではないはず。
子供3人、朝は旦那さんの手伝い皆無の私としては、その怒鳴っているお母さんの気持ちが痛いほどわかります。
かつては私もイライラ。
子供の成長とともに楽になっていったのと、時間の管理を気をつけることでだいぶ気持ちにゆとりを持てるようになりました。(それでもイライラしてしまう事はありますが…)
早寝早起きと規則的な生活習慣
これ、一番大事!
朝にイライラしてしまう原因は時間がない事。時間がないのは早く起きることができていないから。ゆとりの持てる時間に起きればイライラは大分少なくなります。
私は小学生の頃から遅刻魔で、走らずに学校に行った記憶があまりないほど小、中、高とずっと朝は苦手でした。
その代わり夜は大得意で、夜更かし大好き。けれど夜が遅ければ遅いほど、朝は辛いし、授業中も辛いし、正直いいことないです。
でも、それが普通だと思っていました。
大人になり、とある合宿生活を送った時期がありました。決まりの多い生活の中で、
朝は6:30に起きて、夜は22:30に寝る。という毎日が1年半続きました。
一年半後、目覚ましをつけても絶対起きれなかった私が目覚ましがなる前に目覚めるようになっていました。
それだけではなく、起きている間も頭がスッキリしていてとても体調が良くなったのです。一年半前には体験したことのない、自由を感じました。
不規則な生活をしていた時は、朝起きるとひどい顔で30分くらいボーッとしていないと動き出せなかったのですが、その一年半の合宿の後は起きてすぐ動くことが苦しくなくなっていました。
何時に起きたら、子供の準備と自分の準備を余裕を持ってすることができますか?
この時間は子供の人数や年齢、家を出る時間や自分自身の準備にかかる時間などにより異なってきますので、自分自身はどうだろう?
今日はイライラしてしまったから、明日はあと10分早く起きてみよう。とか、自分自身に合った早起き時間を決めてみるといいですね。
その時は是非、十分な睡眠をとるには何時に眠ったらいいのだろう?
ということも併せて考え直して見てください。
できる限り前日に準備をしておく
もし余裕のある時間に起きれるのであれば、朝に準備しても問題ないのですが、朝は何かとイレギュラーな出来事が起こったりするもの。
今朝も次男くん、支度を全部終えて、「さぁ、出発!」というところでウンチ。
着替えもオムツ替えも全て終わっていたし時間もギリギリ。
「マジかー・・・」
って思います。
そんな時に「あ、まだノート書いてなかった!」とか、「保育園の着替え入れてなかった!」とか、「あータオルタオル」とか、「あ、お薬の与薬表書かなきゃ」とかとか。。
細々したことでも20分くらいあっという間に過ぎてしまいます。
夜の間に次の日の持ち物準備のくせをつけておくと、忘れ物も減りますし、朝にも少しゆとりが出ます。
また、次の日に着る洋服を前日に用意して枕元に置いておく(子供にやらせる)と、洋服選びの時間短縮が出来ていいですよ。
年少さんくらいから、洋服選びはできると思います。
子供ができることは子供にさせる
・ご飯を自分で食べる(1歳児〜)
・着替えをする(3歳児〜)
・歯を磨く(4歳児〜)
・顔を洗う(5歳児〜)
・ハンカチをポッケに入れる(3歳児〜)
我が家の子供達がやってたなぁという年齢を書いてみたのですが、個人差があるのと、やらない子は本当にやらないので参考までに。
でも、本人のやる気さえあればできる年齢だと思います。
ちなみにうちの長男は全然やってませんでしたね、年長さんになってやっと自分でお着替えするようになったかな〜。
というのも、早寝早起きの習慣がつけられていなかったのと、当時朝の出る時間が早かったので、息子は家を出る直前まで眠っていて、寝ているままのところを着替えさせて連れて行く…というような状況でした。
やろうとしない子供に無理やりやらせるのは余計にイライラしてしまいますが、子供のやる気を上手に引き出して、自分でやるのが習慣になってしまうととても楽チンです。
長女は自分でやりたがる子供だったのでとても助かっていますが、長男は本当にやらなかったので(私が手を出し過ぎていた部分もありますね)、
小学一年生になって、朝やることのイラストを描いた紙を壁に貼り、やることが終わったら、マグネットを閉じるという達成感が目に見えてわかるものを製作して息子のやる気を引き出したりしていました。
私が作った、イラスト付き朝のやる事リストの画像はこちらの記事に乗っています。(夜バージョンもあります)
親が届けていたら変わらない?子供の忘れ物を防止するには。忘れ物が多い、ひどい子から自分で考え、準備ができる子へ参照。
何事も楽しくが一番です。楽しいことであれば、子供は必ずやりますから。
ママの支度は子供が起きる前に済ませておく
「自分の支度ができない〜・・・」と、ずっと思っていました。
子供が起きてしまうと目が離せなかったり、子供の朝食準備やお着替え、オムツ替え、ちょっと目を離して化粧しているとイタズラされて大変なことに・・・とか。しょっ中でした。
そして結局見ていられないような格好でお仕事に、とか。
当時は接客業ではなかったからまだよかったですが、自分の気持ちとしては嫌ですよね、化粧もできないなんて。
そこで私は子供優先から自分優先へと考え方を変えました。
まずは自分。自分のことができずに人の世話ができるかい!と、開き直りました。
でも、自分の支度を済ませておくことで、子供が起きた後は子供のことに集中できるので、結果、子供にとってもママにとってもとてもいい時間の使い方だなと思います。
子供は起きている時にママが自分に関心を示していないと注意を引こうとするので、ママが自分の事をするのは子供が眠っているうちがベストだなと思います。
時間のない朝は諦めも肝心
結局イライラの原因て、「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と頭の中にたくさんのことがあって、そんな時に子供が予想外のトラブルを起こしたりして
「わー!パニック!!!」ってなってドッカーン!
って怒り爆発してしまうパターンが多いんですよね。
そんな時は、「もう出来ないから、諦めよう」
っていう気持ちの転換。これができるとだいぶイライラは減ります。
「家が散らかったままで家を出るのは嫌だ!だって、帰ってからの疲れがどっと増すから」
そりゃあそうなんですけど、掃除もできて家を出れたら一番いいんですけど。
そうしたらお仕事遅刻しちゃうでしょ?
遅刻するくらいなら、部屋が汚いのは目をつぶって、帰ってきてから掃除機かけてもいいんじゃない?
遅刻と掃除と、どっちが大事かは自分で決めることですが、どちらもが無理な状況はたくさんあるわけで。
「あ、無理なんだ。私の完璧なプランニングは現実的には不可能なことなんだわ」
と、受け入れるしかないですよね。
子育てをしていると、そんなジレンマたくさんありますが、それを「子供のせい」とか「自分のせい」とか、「旦那が手伝ってくれれば」と誰かを責めるのではなくて、「仕方ない」と受け入れる。
それができるとだいぶイライラは少なくなるんじゃないかな〜と、思います。
小学生1人と保育園児2人を育てる母の朝のタイムスケジュール
タイムスケジュールは、子供が1人の時と2人の時とでも違うし、どんなお仕事をしているか、職場が遠いかなどでもものすごーく変わってきますから、私のタイムスケジュールが参考になるのかは謎なのですが、
一人目が0,1歳の時には片道1時間半かかるところでお仕事をしていましたし、3人目を妊娠中の時も1時間かかるところで働いていました。
そして子供が3人生まれた今はチャリで15分くらいの場所にあるリラクゼーションのお店で働いています。
子供が増えれば増えるほど、家事は増えるし、子供のお世話も増えるし、管理する予定も増えるし…。なるべく仕事の負担は減らしたい。
だからいいですね、自宅から近い職場は。保育園もチャリだと5分だし、子供が増えていくたびに私の行動範囲は狭まり、人間関係は広がり、今が一番朝の時間を有効に使えている気がしています。
起床 5:30〜6:00
遅くても6:00には起きています。早く起きれた時には瞑想しています。この瞑想が、朝を気持ちよく過ごせるかどうかの重要なポイントだったりもします。
風呂 〜6:30
くせっ毛なので、朝はシャワーを浴びないと頭が大変なことになってしまいます。
アロマオイルを塗って1日のやる気を引き起きします。
メイク、朝食準備、洗濯 6:30〜7:00
メイクはあんまり時間をかけません。朝食もそんなに凝ったものは作りません。夕食の残った味噌汁や納豆ご飯、トースト、シリアルなどその時に家にあるもので。洗濯は夜にやることが多いですが、回しきれなかったり夜にできなかった時にはこの時間に回します。
長男と一緒に朝食 7:00〜7:30
7時に長男を起こすので、大抵一緒にご飯を食べるのは長男です。
長男送り出し、長女&次男起こす、二人が朝食を食べている間に布団干しと掃除 7:30〜8:00
7:30過ぎに長男が家を出ていくので、見送った後にしたの子供たちを起こして朝食を食べさせます。した2人は食べるのに時間がかかるので、その間、掃除や布団干しなど、気が付いた家事を済ませます。
次男の着替え、ゴミ出し、洗濯物干し、持ち物チェック 8:00〜8:30
大抵私は次男のお世話にかかりっきり。長女は自分で顔を洗ったり着替えたりします。
声かけしないと準備をせずに遊び出すので、長女には声をかけつつ次男の着替えやオムツ替え、お薬を塗ったりなどなど、支度を済ませます。
ゴミをまとめて洗濯物がある時は干し、持ち物チェックして8:30頃家を出ます。
子育て中の朝のタイムスケジュールは変化が多いかなと思います。
私も今はこんな感じでうまく回っていますが、今まで色々と試行錯誤し、変化し続けた結果です。
子供が成長したり、新たに子供が生まれたり。赤ちゃんが生まれたりしたら、それこそタイムスケジュールはこんな風には進みません。
我が家も一番下が2歳になったからこそのスケジュールかなと思います。
私の場合は仕事も沢山変わったのでその都度試行錯誤してきました。
まとめ
1日の始まりでもある朝を、なるべく穏やかに、気持ちよく過ごしたい。
それは誰しもが願うこと。
記事を書いていて自分でも、改善できるところがあるなぁ。。と気づかされました。
一人でも多くの働くママが笑顔になることを願って。今日も仕事に育児に、楽しんでいきましょう。
はじめまして、このサイトの管理人pikariです。
中国人の旦那を持つ日本人妻であり、二人の男の子と一人の女の子を育てるワーママです。
子供ができてからずっと「育児も仕事もバランスよくできる職場」を模索し続け、たどり着いた今が2種類の自営業を掛け持ちしつつ旦那の事業を手伝いつつ育児をするという、超アンバランスで不自由なような自由な生活。笑
理想の生活にはまだたどり着けていませんが、育児も仕事も、日々反省しながら一歩一歩、少しづつ前進している毎日です。
コメント