出会いと別れの春が近づき、保活の戦いを勝ち抜いたママにとっては待ちに待った入園式に子供以上にドキドキとワクワクを感じずにはいられないのでなないでしょうか。
新しい環境の中に入るのは誰にとっても緊張するもの。
その第一歩といえる入園式を印象よく乗り切り、成功させたいと思う気持ちもよく分かります。
初めてのお子さんの入園式ともなればなおさら。
どんなことをするのか、どんな服装で行ったらいいのか、他のママ達とはどんな会話をしたら良いのか迷いますよね。
3人の子供を育て、3つの保育園に子供を預け、4度入園式に出席した経験をもとに、入園式の内容や、服装、人との関わり方についてまとめてみました。
保育園の入園式の服装って、みんなフォーマル⁉︎
一番気になるところが服装ですよね、第一印象って大切ですから。しっかりとした印象の良い服装で式に出席したいものです。
けれども幼稚園とは違い、保育園のお母さん方はすでに仕事をしていて忙しい方も多く、みんながみんなビシッと決めて式に出席してるとは限りません。
園に確認すると大抵の保育園は「服装は自由で」との回答が多いのではないでしょうか。
中にはお母さん方の負担を減らすために「私服で来てください」という方針の園もあります。
1人目の子の入園式に出席した時、私はすでに仕事をしていたので身なりを気遣う余裕もなく、思いっきり普段着で行きました。働くために預ける保育園の入園式なんてそんなもんだろうと思っていました。
パパも仕事があるので私だけお休みをもらって入園式へ。。。
ところが行ってみてビックリ。
パパどころか、おじいちゃんおばあちゃんまで参加して、皆さん晴れ着で写真をパシャパシャ。
私、ものすごく場違い…
認定保育園からの転園が決まっての入学式だったのですでに仕事をしていた私ですが、考えてみたら皆さん育休明け。もしくは入学してからのお仕事スタート。
記念に写真も撮るかと思うので、気張りすぎずにオシャレすることをお勧めします。
入園式にしちゃいけない、NGファッション
着物
保育園の椅子は子供用なので低いです。
椅子が用意されていればまだいい方で、園によっては床に座ってくださいというところもあります。動きにくい和服であんまりビシッと決めていくと座りにくかったり着崩れたり。他のお母さんからも視線も痛いかも…。目立つとは思いますが、浮いてしまう可能性も大きいです。
黒い服
入園式は桜のさく春の季節。まだ少し肌寒いとはいえ、春を意識した服装がとっても好印象です。黒のフォーマルはお葬式を連想させ、重くなりがちなので、黒を選ぶよりは明るめのグレーやベージュの方が季節にあったオシャレができます。
ファー
ゴージャス感は出ますが、これもやはり冬を連想させるアイテム。全体的に重みが出てしまいます。ファーを使うよりはシフォンなどの軽い素材を小物などに取り入れると軽やかで春らしいファッションに仕上がります。
タイトスカート・ミニスカート
着物と同じ理由ですが、着席した際にパンツが見えてしまう可能性があるのでタイトスカート、ミニスカートはNGです。また、暖かくなってきたとはいえ足をあんまり出していると、品がないように思われてしまいます。
スカートは適度な長さを心がけましょう。
派手なメイク・香水
気合い入れすぎて派手なメイクやきつい香水をつけて参加している方もいますが、頑張っているのが目に見えて分かるのも考えもの。
メイクはナチュラルに、少し春の色を加える程度で。香水もほのかに香る程度にしておきましょう。入園式。園によってはスペースが狭く、他の父兄の方々がすぐ近くに座っている場合が多いです。あんまり香水がきついと、周りの方にも不快な印象を与えてしまいます。
入園式ってどんなことをするの?その内容は
保育園て園によって全然違うんです!
これも実際いくつかの園に行ってみて初めて実感しました。だから保活をする際に、園に行ってみたりイベントを見に行ったり、保育園に入る前からよく知って入園することが大事なんだな〜。と、今は思います。
在園児の子供が歌を歌ってくれる入園式もあれば、新入生と親と先生だけで行う入園式もあり。
先生が出し物を行う入園式もあれば、みんなで集合写真を撮る入園式もありました。
どこの園でも行うんじゃないかなと思うのが、先生の紹介と、クラスの紹介。新入生の紹介。紹介と言ってもただ名前を呼ばれて返事をするだけなのですが…。
本当にあっという間に終わりますよ。
そうじゃないと小さい子供たち、飽きちゃいますよね。
ちゃんと入園式に参加できるのか不安…
その他にも「うちの子じっとしていられるかしら」「式の途中でウンチしちゃったらどうしよう…」「機嫌が悪くてぐずりだしたら…」など、心配は数々あるかと思います。
子供が社会と関わる一番最初の場所。お母さんだってどうしたらいいのか分からない事たくさんありますよね。
これは私の考えですが、基本、自然体が一番だと思います。
アクシデントがあれば先生にお話しすればいいし(保育園ですから、育児に必要なものは大抵揃っています)、赤ちゃんの機嫌が悪ければ普段通りにあやせばいいし(座っていないとだめかしらとか、変に気を使いすぎると余計に子供は大人しくしなかったりします)、動き回ってしまうようなら気を引くおもちゃを用意しておくとか、お気に入りのぬいぐるみを持たせるとか。
子供ってお母さんの心の状態にすごく敏感です。
いつも通りの落ち着いたお母さんでいればきっと子供も安心して式に参加できると思います。
体調も機嫌には大きく関係していきますので、寝不足していないか、発熱などの異変はないか、体調管理はしっかりとして式に参加しましょうね。
3番目の子の入園式。満2ヶ月での入園でした。
隣に座っている同じクラスの子供達も皆数ヶ月の赤ちゃんばかり(うちの子が最年少でしたが…)歩き回ろうとする子供を必死で抱いているお父さんや、泣いている赤ちゃんをあやすのに一生懸命なお母さん。小さい子供を連れての式って、それだけで気も使うし疲れます。
いくつもの保育園へ預けた今だから思うことですが、保育園と親は一緒に子供を育てるパートナー。働き方によっては親といるよりも保育園の先生と過ごす時間の方が多い子供もいます。
保育園の先生に気を遣いすぎるのではなく、気を遣わなすぎるのでもなく、対等のパートナーとしてよく話し、信頼し、協力して子供を育んでいくのが一番ベストな形なのかなと思います。
ぜひ、心を開いて先生方と関わってみてほしいです。
入園式でのママ友の作り方
日本の育児は本当に孤独。親は遠くて、旦那は帰りが遅く、結婚して子供ができた途端に友達とは疎遠になり、慣れない子育てもネットの情報を頼りに何とか一人でやる。
公園に遊びに行っても、他のお母さんと挨拶はするけれど二度と会わないママばかり。
そんなお母さん、多いのではないでしょうか。
同じような歳の子供を育てているママ友、欲しいですよね〜。情報交換したり、愚痴を聞いてもらったり、労苦を共感しあったり…。
保育園の入園はそんなママ友を作る最大のチャンス!
しかし、一歩間違うとトラブルにもなりかねない、人と人が関わりあうのって子供ができると更に難しかったりしますから、ポイントを押さえて失敗しないママ友作りをしましょう。
ポイント1:挨拶は必ずしよう
第一印象って、かなり大切です。
笑顔で挨拶、基本中の基本ですが、実際それがなかなかできない人もいます。挨拶しても返事が返ってこないのはかなり印象が悪いですし、そこからお友達に発展することは、よほどのキッカケがない限りまずないでしょう。
顔と名前を覚えてもらうのは、お友達になる第一歩ですから、積極的に挨拶はしましょう。
ポイント2:相手のことをよく知ろう&配慮しよう
保育園のお母さんがた、当たり前ですがみんなとても忙しいです。
子供は何人いるのか、どんなお仕事をしていてどれくらい忙しいのか、家事や育児に旦那さんの協力は得られるのかなど、親しくなりたい相手のことはよく知るようにしましょう。
連絡する際には時間帯に気をつけ(子供の寝かしつけの時間や朝わ避けましょう)、なるべくメールやラインで。電話をかける際には今話しても大丈夫か必ず確認するようにしましょう。
相手のことを知っていくうちに親しくなれるかどうかも自然と分かってきます。
性格が合うかや、状況が自分と似ているか(共通点が多いほど話が合い、親密度も増します)などに注意してよくお話ししてみましょう。
ポイント3:悪口や愚痴、批判は控えめに
普段溜まったストレスを、お友達にぶちまけてばかりいると相手はうんざりしてきます。
話す内容は悪口よりも良かった出来事や感謝していること、面白かったエピソードなど、相手が聞いて元気になるような話をするよう心がけましょう。
あなたと話していて楽しいと相手が感じれば、自然と距離は縮まっていきます。そして、また話したいと感じます。
ポイント4:お手伝いできることを申し出よう
これは私がしてもらってとても助かったことです。
保育園に子供を預けているお母さんは、正直お友達と仲良くしたくてもその時間がなかなか取れないことも多いです。時間がないのに遊びに誘われても困ってしまうこともしばしば。
私の場合は、同じマンションに住んでいた同じ保育園に子供を通わせていたお母さんが、うちは車を持っていない事を知って、「大変な時は送迎できるから言ってね」と、申し出てくれました。
お互い子供が3人いて皆年齢が同じで、お互いの大変さを共感できたのと、同じマンションという事で相手にも負担が少なくお手伝いをお願いできたのでとても助かりました。
雨の日や長女が骨折した時に送迎をお願いしたり、休みの日に子供が遊びにきたり、初めのうちはお互いに気を遣い合っているところがありましたが、だんだん相手の状況も分かるようになってきて、声をかけやすくなっていきました。
お手伝いを申し出たり、逆にお言葉に甘えて手伝ってもらうことも良いお友達ができるきっかけになります。
まとめ
新しい出会いの季節、入園式はそのはじめの一歩です。保育園の先生方や、お母さんがた、たくさんの人との出会いを通してママも、子供たちも成長していきます。
一つ一つの出会いを大切に、よく信頼し、話し、素晴らしい園での思い出を作っていただけたらいいなと心から思います。
私の長男は今年で保育園を卒業します。
3つの保育園にお世話になった長男ですが、年少さんの時に入園した今の保育園では本当に大切な事をたくさん教えていただき、忘れられない思い出や経験をたくさんさせていただき、心から信頼できる先生と、保育園の方々に支えられて育児と仕事ができたことに心から感謝しています。
皆様も良い出会いがあるよう心から願っています。
はじめまして、このサイトの管理人pikariです。
中国人の旦那を持つ日本人妻であり、二人の男の子と一人の女の子を育てるワーママです。
子供ができてからずっと「育児も仕事もバランスよくできる職場」を模索し続け、たどり着いた今が2種類の自営業を掛け持ちしつつ旦那の事業を手伝いつつ育児をするという、超アンバランスで不自由なような自由な生活。笑
理想の生活にはまだたどり着けていませんが、育児も仕事も、日々反省しながら一歩一歩、少しづつ前進している毎日です。
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