土日祝日は旦那さんも休みだし、家族サービスデー!
新婚当初は私もそう思っていたしそうできれば理想的だと今でも思いますが、就く仕事の職種によってはそれが叶わないこともあります。
飲食、ファッション、美容、リラクゼーション、販売など、事務系ではなく顧客を相手にするお仕事は大抵が土日や祝日が忙しく、お金の動きが大きい時です。
当然のことながらお店側は忙しい日に人が欲しいですから、必然的に休みも取りづらくなります。
しかし普通の保育園は日曜、祝日はお休み。旦那さんや両親に子供を託せる人はいいですが、そうゆう状況にいない人もたくさんいます。
例に漏れず我が家もそんな人の一人で、旦那さんは子供を3人見るのは大変だから嫌だと言い、割と近くに住んでいる母は土日祝日も仕事をしています。
今私が働いている職場は接客業の歩合制で、日曜、祝日にはお客が入るので、平日に働くよりも断然割りがいいのです。
「休日にやってる保育園てないのかな~」と、googleさんに聞いてみたら、なんと!あるじゃないですか!今は各自治体で数カ所の保育園で休日保育が実施されているんですね。
今回はよく検索されている自治体を絞り、それぞれの地区で実施されている休日保育の詳細について書いていきたいと思います。
休日保育事業とはどんな制度?
千葉県我孫子市では平成18年から行われていたという休日保育事業。しかし利用者が少なく一時休止し、その後「休日保育をして欲しい」との声により事業を再開したといいます。
厚生労働省が休日保育事業の必要性を感じ予算が降りるようになったのが平成21年度から。
平成18年度時点では利用者が少なかったのに数年で厚生労働省の予算が降りたことを考えると、まだまだこれからニーズが増えそうな予感です。
保護者の就労形態が多様化している中で、日曜日や国民の祝日等及び夜間においても保育に欠ける児童に対する 保育を実施することで安心して子育てができる環境を整備し、もって児童の福祉の向上を図る。
こちらは厚生労働省がかざしている休日保育事業の目的ですが、近所のマクドナルドやスーパーで同じ保育園に子供を預けているお母さんにあったり、また私のように自営業で一から事業を始めたりする人も増えているのを見ると本当に母親の働き方も変化しているなぁと感じます。
さてさて、肝心な休日保育の事業内容ですが、それぞれの自治体に数園(自治体により数は異なります)休日保育を行う園を設けています。休日保育を必要とする保護者は休日保育の登録と申し込みを行い、定員や預け入れの条件をクリアし、可能であれば預け入れることができます。
基本的には預かり時間は平日に保育園に預けている時間と変わらず、預ける理由も同じでなければいけません。冠婚葬祭や、リフレッシュなどの理由では預けられないのです。
休日保育を利用できる条件
休日保育は、どんなお母さんでも申し込むことができるわけではなく、休日保育そのものを行なっている園や保育士が少ないために定員数にも限りがあります。
まず休日保育の登録をするために必須となる条件が
・平日市内の認可や認定などの保育園に通っている園児
・平日保育園に子供を預けている理由と、休日保育利用の理由が同じであること
細かい条件は自治体により異なりますが、どの自治体も共通している条件は主にこの二つになります。料金についても普段の保育料に込みが普通ですが、条件によっては料金がかかる場合もあります。
休日保育の登録、申し込みの方法とは
休日保育を利用するには、登録(年一回)と申し込み(月一回)の2つのステップがあります。
書類の提出など、いろいろな手続きがあるので詳しく方法を解説しますね。
①平日通っている保育園に「休日保育を利用したい」という希望を伝える
②休日保育を行なっている保育園、もしくは市のホームページや役所から利用登録・利用申込みに必要な書類を受け取る。(必要書類が園によっても異なる場合もあるので確認しましょう)
③休日保育を行なっている保育園にて必要書類を提出し、登録する
④休日保育を利用したい日の約1ヶ月前に申し込みをする。(申し込みを受け付けている期間や、締切日、申し込み方法も自治体により異なるので、お住いの地域の申し込み方法を確認することをお勧めします)
横浜市の休日保育の申し込み方法と利用料金
横浜市は、休日保育実施施設での休日イベントや行事がない限り、日曜、祝日、年末年始にも預け入れが可能となっています。
休日保育と、休日一時保育というものがあり、料金が発生するかしないかの違いがあります。
平日に保育施設に通っていなかったり、平日の預け入れの理由とは違う理由で預け入れる場合には休日一時保育という扱いになり利用料金が発生します。
また、原則平日(月曜日から土曜日)に一日もお休みしていない子供預け入れはお断りしており、やむおえない事情がある場合のみ、休日一時保育扱いとして預かりを行なっています。
利用したい月の前月10日(月により11〜13日)が申し込み締切日となっており、締切日までに休日保育実施施設に申込書を提出します。利用可能かどうかは利用決定日(毎月15日頃)までに直接連絡がくる形になりますが、利用できない場合には連絡は来ません。
申し込みは毎月必要になります。
登録に必要な書類
①「1休日保育利用登録申請書」 ②「2休日保育児童状況確認書」 ③「3休日の保育が必要なことを証明する書類(「休日就労(予定)証明(申告)書」等)」 ④「支給認定証の写し」
申し込み提出書類
④休日保育利用申込兼代替休日取得状況申出書(平日に通っている園にて代替休日の確認をもらってから提出します)
詳しくはhttp://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/unei/kosodate/kyuujitsu.html
世田谷区の休日保育の申し込み方法と利用料金
横浜市との違いは、12/31~1/3は保育を行なっておらず、12/29、30は1日4000円の費用がかかるということ。
また利用方法も異なっており、年1回の登録は必要なく、申し込み方法も書類を直接持参は受け付けておらず、利用したい月の前月1〜20日電話申し込みの後、書類をFAXで送り、その後面談もあるそうです。
詳しくはこちらhttp://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/103/129/1807/491/d00007498.html
川崎市の休日保育の申し込み方法と利用料金
川崎市は離乳食が完了していないと休日保育は利用できないそうです。
利用方法についてはとてもあっさりと記しておりました。
利用を希望される方は、通園中の保育所に申し出、必要書類をもらってください。必要事項記入の上、休日保育実施園にお子さんを連れ、利用申請書等を提出し、その後、具体的な利用日については、休日保育実施園と調整してください。
詳しくはhttp://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000030693.html
休日保育を利用するときに起こり得る問題
私自身も休日保育を利用するか悩みましたが、やはり一番心配なのは子供が慣れてくれるかどうかということ。
普段通っている園で休日に預かってもらえるのならそこまで心配はしないのですが、週に1回あるかないかでしかもいつもと違う建物にいつもと違う先生、いつもと違うお友達、、、絶対泣くよなぁ〜…。
しかも私が住んでいる地域の近くで休日保育を行なっている施設は乳児園。0〜2歳児までを預かってくれる園です。お姉ちゃんと一緒なら、少しはましかと思うのですが、一人だけ預けられるとなると、想像するだけでぎゃん泣きが目に浮かびます。
日曜日や祝日、年末年始は一番お金になる時。
働きたい気持ちはありつつも「子供がもう少し大きくなるまでは我慢かなぁ〜」と思う今日この頃です。
まとめ
横浜市の預かりの条件にもありましたが、休日に保育をお願いするということは、その分平日にお休みを取るということ。
お母さんも子供も、休養をとることは大切ですし、何より一緒に過ごす時間が大切です。
育児とお仕事、様々な圧力や環境、自分自身の願望からバランスを崩してしまうことが多々ありますが、自制と努力によってバランスを保つことは心身の健康や子供の健全な成長にとって欠かせないことです。
仕事も育児も、楽しくバランスよく充実した日々を送れますように。
はじめまして、このサイトの管理人pikariです。
中国人の旦那を持つ日本人妻であり、二人の男の子と一人の女の子を育てるワーママです。
子供ができてからずっと「育児も仕事もバランスよくできる職場」を模索し続け、たどり着いた今が2種類の自営業を掛け持ちしつつ旦那の事業を手伝いつつ育児をするという、超アンバランスで不自由なような自由な生活。笑
理想の生活にはまだたどり着けていませんが、育児も仕事も、日々反省しながら一歩一歩、少しづつ前進している毎日です。
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