今年は例年より早い時期にRSウイルスの大流行が始まっているようで。我が家の次男坊(1歳7ヶ月)も例に漏れずもらってきました、RSウイルス…。
8月のお盆前にたくさんお休みしてしまった分、「さて、いっぱい働いて休んだ分挽回しなくてはー!」と意気込んでいた矢先の出来事だったので、上昇中だったお仕事やる気モードがみるみる下がっていきました。。
とはいけここが働くママの受け入れなければいけないところ。スッパリ諦めて看病に専念しましたが、思った以上に手強い病気だったのと、思った以上に大流行しているので、我が家の経験も参考になればと思い、今回はRSウイルスについて書いていこうと思います。
RSウイルスはどんな病気?潜伏期間と検査方法
一般的な風邪と症状が似ていて、喉の痛みや、咳、鼻水などが出ます。
初めて感染する乳幼児の約7割は鼻水などの症状のみで数日のうちに症状が軽くなりますが、約3割は咳が悪化し、ゼイゼイと呼吸音がしたり、呼吸困難症状などが出現。場合によっては、細気管支炎、肺炎へと進展していきます。
RSウイルスによる感染と発病を何度も繰り返し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の小児が感染するといわれているので、とても身近な病気のようですね。
ただ、こじらせるとちょっと怖いという…。
潜伏期間は2~8日間。
発症後に発熱や咳、鼻水の症状が数日続きます。
感染と発病を繰り返し体内に免疫が作られていくので、3歳以上の子供や大人の場合、感染しても咳、鼻水くらいの症状で治ることが多いようです。
乳幼児や免疫が弱くなっている人には注意が必要な病気です。
検査方法はインフルエンザの時と同じで、わたのついた棒を鼻の奥に突っ込んで、それを検査します。検査結果はすぐにその場で出ました。
症状が軽い場合、ただの風邪との診断を受けることも多いと思うので気づかないうちに感染していることがほとんどかもしれないですね。
RSウイルスで入院⁉︎危なかった我が家の次男坊
うちの次男坊はもともと喘息持ちで、咳が出始めると必ず病院へ行って常時飲んでいる薬とは別のお薬をもらってくるのですが、今回もいつもと同じく、咳込み、夜の寝つきが悪く夜泣きする、少し呼吸音がある。という症状で、「またいつものことかな」と思っていました。
ただ、いつもと少し違ったのは、夜泣きが激しく、体温が38.5°まで上がっていたこと。
RSウイルスは発熱しないケースも多くあるそうですが、今回のうちの子のケースは結構体温が上がりました。
次の日の朝には37.0°まで下がっていて、病院でもRSの検査はせず、いつもと同じように吸入をし、喘息が出た時用の風邪薬を出してもらって帰りました。
ところがどっこい、帰宅したお昼過ぎ頃には39.5°になっていて、一晩高熱と機嫌の悪さと、呼吸の苦しそうな咳が続きました。
次の日にまた病院を受診すると、先生が「咳がよく出て呼吸が苦しくなる風邪が流行ってるから、検査してみよう」と言って、鼻に検査の棒をブス!息子ギャン泣き。
結果RSウイルスが判明しました。
先生がおっしゃっていたのは、熱が続き、呼吸が苦しい状態が続く、睡眠がよく取れない、食欲もおちるなどの症状が出た時には入院するケースも多くあるということ。
うちの子供の場合、もともと喘息体質で咳が続きやすいのでリスクが高いということ。
熱が下がったとしても、まだ体力が戻らないうちに合併症を引き起こすケースも多いということ。
病院の先生に脅されることはよくあることですけれどね、でもいつ容態が急変するかわからないのが小さい子供の怖いところ。あっさり入院ということも過去何度か経験してきました。
そうなってはたまらない。
とにかく様子をよくチェックして、呼吸がくるしそうな時はメディカルにも行きました。
看病の甲斐あってか、割と早く熱が下がってくれてほっとしました。
これは今回のRSウイルスの体温記録表です。参考までに。
発熱中はとにかく機嫌が悪くて一日中ママにべったり。常に抱っこかおんぶじゃないとダメだったので、たった数日の出来事でしたが、とても長く感じました。
保育園はいつから登園可能?登園許可証は必要?登園の目安
最初の項に書いたように、RSウイルスはほぼ100%の子供が2歳までにかかります。
とても一般的な病気なのでインフルエンザのように「熱が下がってから○日」とか、「病院から登園許可証を発行してもらわないといけない」などのような制限はありません。
ただ病院の先生が言っていたように、解熱後の合併症や、咳き込みの悪化が心配なので、丸一日は、熱が下がったのを確認して登園するのが子供のためにもいいのではないかと思います。
正式な決まりはないので、熱だけではなく、咳の状態や機嫌など、よくお子さんを観察した上で判断すると良いと思います。
子供がRSウイルスにかかったら兄弟の登園も控える方がいい?
今回一番下の子供が発熱し、上のお姉ちゃん、お兄ちゃんは普通に一緒に過ごしていましたがRSウイルスのような症状は特に気になりませんでした。
少し鼻水が出てたかな…?くらい。
うつっているのかもしれませんが、やはり免疫がついた大きい子供たちにはそんなに打撃が大きくないようです。
私もおそらくうつされて、喉の痛みや咳き込み、鼻水は気になりましたが、熱は出ませんでした。
そんな感じなので、兄弟の登園も気にするほどではなさそうです。
まとめ
咳き込みやゼコゼコが出る風邪は、ここ数年の流行のような気がしています。
自分自身も気管支が弱く、子供達も同じような体質の私にとってはすごく嫌な風邪ですが、予防や早めの受診を心がけて、酷くしないようにしたいものです。
はじめまして、このサイトの管理人pikariです。
中国人の旦那を持つ日本人妻であり、二人の男の子と一人の女の子を育てるワーママです。
子供ができてからずっと「育児も仕事もバランスよくできる職場」を模索し続け、たどり着いた今が2種類の自営業を掛け持ちしつつ旦那の事業を手伝いつつ育児をするという、超アンバランスで不自由なような自由な生活。笑
理想の生活にはまだたどり着けていませんが、育児も仕事も、日々反省しながら一歩一歩、少しづつ前進している毎日です。
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