今年は8月も雨が続く日が多かったですね、育児をしている中で雨の日ほどブルーな日はありません。買い物や洗濯、銀行周りなど、必要なことすら子供がいるとままなりません。
一日中家の中ではママも子供も退屈です。
そんな時の室内遊びのアイディアを年齢別にご紹介します。
ほぼ室内遊び。でもどうやって一緒に遊べばいいのか分からない0歳編
0歳児の赤ちゃんとの関わり方って難しいですよね。何が楽しいのかよく分からないし、気分はコロコロ変わるし…。
月齢によっても大きく変わる0歳児さんですが、この頃から好きな遊びは子供によって全然違います!
一人目がこのくらいの時は本当にどうやって一緒に遊んだらいいのか分からず、児童館などでやっている「親子遊び」などに参加して手遊び歌や子守唄などを教えてもらい、家でも試してみたのですが全く喜ばない・・・。
ママそっちのけでゴミ箱あさりに熱中・・・。
一人で歌ってるのが虚しくなりました。笑
3人育てましたが、3人とも違いましたね、ツボが。
なのでいろんな遊びを試してみたらその子のツボがだんだん見えてくると思います。
赤ちゃんと上手に遊ぶには、赤ちゃんの発育に応じた特徴を知っておくことはとても大切と思います。なのでまずは月齢による特徴から。0歳児は特に月齢によってできることが大きく異なるので。
生後0ヶ月〜3ヶ月
3ヶ月を迎える頃にちょうど生後100日のお祝いがありますが、3ヶ月は一つの区切りです。それまではおっぱいを飲んだり、ウンチをしたり、眠ったり、泣いたり、ほぼそれだけを繰り返していますが、周りが見え始め、触ろうとしたり、笑いかけたり、声を出したり、それまでになかった反応が見えてくるのが3ヶ月ごろです。
ガラガラや握りやすいおもちゃを握ったり、音の出るおもちゃに反応し始めるのがこの頃です。
振ると音がなるような、単純なおもちゃが遊びやすいです。
生後4ヶ月〜7ヶ月
腰が座るとおすわりができるようになります。視力が弱いのと、歯が生え始めるためいろいろなものを口に入れて確かめたり、噛んだりするようになります。寝返りもできるようになり、身体を動かす喜びも感じるようになります。
生後8ヶ月〜12ヶ月
早い子は1歳になる前に步く子もいます。これも性格によりますが、はいはいが好きな子はこの時期よくはいはいしたり、つかまり立ちをしたりするようになります。
この頃の子供はとにかく飽きっぽいです。「長時間遊ばせておく」なんてことはまず無理だと思った方がいいでしょう。5分、笑ってくれたらすごく好きな遊びだ!くらい、本当に表情がコロコロ変わります。
ではでは、うちの性格の違う3人それぞれに好きだった遊びを紹介しますね。
ボール投げ
長男は体を動かすことがとにかく好きで、中でも物を投げるのが好きでした。なんでも投げるので、硬いものを置いておくと非常に危険なのですが(一度テレビの液晶を割られたことがあります…)、柔らかいボールや、つるっとしたボールは小さいうちは持ちにくいので、赤ちゃんでも持ちやすいオーボールがオススメです。
息子が生まれて初めて遊んだおもちゃがこれでした。月齢が低いうちからつかみやすく、フルと音がなり、少し大きくなると投げて遊べます。結構長いことお気に入りのおもちゃでした。
オムツ替え時の運動
足を伸ばしたり縮めたりして遊ぶのはうちの子はみんな好きだったと思います。寝たきりの赤ちゃんは自分で上手に体を動かすことができないので、足を動かしてあげるととても喜びます
ジャンプ
これも長男が好きでした。怖がりな子にはオススメできませんが、首が据わったくらいから、まだお座りもできないのに縦抱きすると足をグイグイ。その足の動きに合わせて「ピョーン」と言って少し高く持ち上げるとめちゃくちゃ喜んでました。
一本橋こちょこちょ
体を動かすのが好きだった長男とは変わって、手遊び歌が大好きだったのは2番目の娘でした。
中でも一本橋は大好きで、一度やると「もっかい」「もっかい」と、何度も何度もやらされる羽目に。。
いないいないばあ
これは、どんな子供でも喜ぶ遊びのような気がしますが…。本当に小さい赤ちゃんのうちからできる遊びですよね。うちの3番目は、タオルなどを顔にかけて、「ばあ」っと外すのが大好きで、好きなことって大きくなっても変わらないんですよね、未だにカーテンの後ろに隠れては「バァ」と言って顔を出しています。
牛乳パックにビー玉を入れる
牛乳パックのてっぺんを切って箱にし、そこにビー玉(なければパックを丸く切ったもの)を入れます。一見、「何が楽しいの?」と思うような遊びですが、うちの子は集中して入れていました。
家では空き缶に空き缶のタグを落とすのにハマってました。
子供のツボ、レパートリーを多く押さえておくといざという時に便利です。
いろんなことに興味津々、親が思いもつかない遊びにハマる1歳編
1歳児さんは、赤ちゃんの頃に比べたらだいぶできることが増えてはいますが、まだまだ危なっかしく、していいこと、悪いことも区別がつきません。
できる事をするのが嬉しくてたまりませんが、親からすると「なんでこんな事をするの?」と思うような謎な行動ばかり…。
今一歳のうちの子も、マイブームは家の中で靴を履く事とベランダに裸足で出る事。
手の届く本棚の本をぶちまけることと、鉛筆やマーカーで所構わず落書きすること。
すごく辞めてほしいです。笑
遊んでほしいおもちゃには目もくれません。
1歳児さんも、0歳に比べたら集中力が出てきますが、まだまだ飽きっぽい。
興味が次から次へと移り変わり、気がつけば子供が遊んだ物で部屋は散乱しています。興味はあるけど、上手に遊べない。それが1歳児さんですね。
音楽をかけて踊る
これも好き嫌いがあるかな〜。うちの子はわりと踊るのが好きな子供達なので、「わーお」や「天才てれびくん」、「ブンバボン」など、Eテレ系の音楽がかかると自然と踊り出します。
ずっとかけていても飽きてしまうと思いますが、ちょっと退屈した時に流すといいかもしれません。
お布団の中で想像遊び
ひとりっ子だと難しいのかもしれませんが、布団を出すと急にテンションが上がり、シーツの下に潜り込んで「ここ海ね」と、お姉ちゃん特有のイマジネーショーンを働かせ、きゃっきゃと一緒に潜って遊んでいます。
布団を出し入れする手間がかかりますが、「おもちゃは出して欲しくない」という時には使える遊びです。
ベランダ遊び
外に出れないフラストレーションを、ベランダでごまかすという。
うちは3輪車をベランダに置いているのですが、3輪車に乗ってよく遊んでおります。
ダルマさんダルマさん
「ダルマさん♬ダルマさん、にらめっこしましょ、笑うと負けよアップっぷー」で、本気の変顔をすると大爆笑です。
さらに子供も本気で変顔を返してくれるので、それまた大爆笑です。あのつたない手で一生懸命変顔を作る姿にキュンキュンしてしまいます。笑
遊びの幅が広がる2歳編
1歳の時に比べて体力もあり、行動範囲も広がる2歳児さんはますます室内遊びではもの足りなくなってきます。
けれど1歳児に比べて手先も器用になってくるし、かしこくもなってきているのでもう少し複雑な遊びができるようになってきます。
パズル
パズルは種類がたくさんありもっと小さいうちからできるものもありますが、15ピースくらいの子供向けパズルは娘がよく集中してやっていました。お兄ちゃんがしていたのを見ていたから余計かもしれませんが、好きな子ははまります。
ブロック遊び
これは男の子が好きですね、長男も、次男も大好きです。
次男はまだ上手に遊べませんが、これも年齢に応じたいろんな種類がありますね。でもオススメはやはりレゴブロック。ピタゴラスなども買いましたが、遊びの幅が広く、何年も遊び続けられ、飽きにくいのはレゴですね。長男ももう1年生ですが、未だに一番好きな遊びはレゴです。
想像力豊かな3歳編
こちらの話している言葉が大体わかってくると、遊び方の幅も広がります。
それまでは基本的に「一人遊び」が多かったのが、「他の人と遊ぶ」ということができるようになってくるのがこのくらいの年齢です。
おままごと
子供の世界って本当に面白いです。娘の独り言を聞いていると想像力の豊かさに驚かされますし、だからこそ子供の目にはトトロが見えるんだろうなと思います。
そんなごっこ遊びがとっても楽しいのがこの年頃。私もよく架空の世界を子供と一緒に楽しんでいます。
特に言うことを聞かせたい時。「じゃあ、ここはレストランね。ママがコックさんで、お兄ちゃんがウエイターさん。お姉ちゃんと弟はお客さんだから席に座っててね」
と言うと、もうノリノリでお兄ちゃんはご飯のお手伝いをしてくれるし、周りがのってくると妹も弟もだんだんその気になってきます。笑
後はお昼寝の時…。
布団に潜って隠れて、「危ない、敵が来る‼︎見つからないように静かに‼︎‼︎‼︎‼︎」とか言うとすごく静かにしてくれます。笑
テンションが上がって眠らなくなってしまうこともありますが。
かくれんぼ
かくれんぼのルールが分かるようになるのもこのくらいの年です。
まだ見つけるのが下手なので、ママはとっても分かりやすいところに隠れます。それでも本気で探してくれます。笑
かくれんぼは子供が気に入って、家の中で一時期すごくやりましたね〜。自宅だから、隠れられるところが限られているんですけどね、このくらいの年齢だと、同じところに隠れてもいいみたいです。
小麦ねんど
保育園からもらって帰ってきた小麦粘土、家から出られなかった時に遊ばせたら、思った以上に熱中してしばらく遊んでいました。
少しベタベタするので、汚れるのが気になる方は広告や新聞紙を敷いて遊ぶといいと思います。
<材料>
・小麦粉:適量
・水:適量
・サラダ油:少々
・食紅or絵の具:少々
※粘土を口に入れてしまうような年齢のお子さんが遊ぶ場合、絵の具よりも食紅で色をつける方がいいです。
<作り方>
1ボールにサラダ油を入れます
2小麦粉、食紅をいれます
3水を少しづつ入れ、様子を見ながらちょうど良い柔らかさになるまで水を足しながら混ぜる
4よくこねて完成!
なんでもチャレンジ4歳編
ゲームのルールが理解できて、集団でのいろいろなゲーム遊びができるようになってくる4歳児。またひらがなにも興味が出てきて、早い子は4歳までには大体読めるようになっていたりします。
ひらがなを覚える練習にもなるのでカルタはオススメです。
トランプ
「神経衰弱」、「ババ抜き」を始めもう少し難しい「7並べ」や「戦争」など、簡単なトランプの遊びができるようになります。
かるた
ひらがな、カタカナ、どちらも遊べば楽しく勉強できます。字を読めた!カードを取れた!できたことの一つ一つがとっても嬉しいので、「すごいね」と言ってあげるととっても喜びます。
すごろくゲーム
すごろくも楽しいですよね、こんな複雑なゲームも理解できるようになり、できることが喜びになり、また、「お母さんが一緒に遊んでくれた経験」は子供にとってとても大切な経験になります。
こんなこともできるよ5歳編
5歳になるともう、遊びのレパートリーはいろいろあります。けれど、新しいことに挑戦するのがとっても楽しい‼︎
保育園でもクッキングをしてくれる園もあると思いますし、5歳にもなると、簡単な調理ができます。また、料理のメニューを考えることもできます。
うちの子はEテレの「クックルン」が大好きなので、テレビを見ながら「これ作りたい!」と、よく言いますが、なかなか母に余裕がなくそんなに付き合うことはできてないです。
けれどどうしても「作りたい!」と言うので作ったのが、パンケーキと、パフェ。
コツは親が作らないこと。
ついつい手を出したくなってしまう気持ちはわかりますが、なるたけ子供の想像力に任せてみましょう、意外と美味しくなりますよ。
お家でカンタン♬クックルン
我が家で息子が作った、5歳児でも作りやすいレシピを紹介します。
ホットなデコレーションケーキ
<用意するもの>
・ホットケーキミックス
・牛乳
・卵
・生クリーム
・イチゴやフルーツ缶など、子供が使いたい好きなフルーツもしくはお菓子
5歳だったら、パンケーキを作るのも一緒にできますね。材料さえ準備してあげれば、混ぜて焼くだけです。焼くところはちょっと危険なのでお母さんがするところを見ていてもいいかもしれません。
パンケーキが焼け、生クリームを泡立てたらお楽しみのデコレーションタイム♬
パンケーキの間に生クリームを塗り、フルーツを挟んで本物のケーキみたいにします。
見た目は不恰好ですが、いいんです、「自分で作った」という達成感が大事です。
真剣な表情で、集中してデコレーションしております。
やった!完成した‼︎
大満足な表情で最後にパチリ。
こちらは別の時に作った長男オリジナルケーキ。下にはスライスしたりんごとイチゴジャム、横にはウエハース、上にはポップコーンが載っています。
すんごい組み合わせ・・・。
けれど最後まで残さず食べました。スイーツ系は残す確率が少ないのが嬉しいです。
こちらも息子が名付け作り方も全て創作したパフェ。
特別にレシピ公開しちゃいます。
<材料>
・コーンフレーク
・バニラアイス(バニラでなくても可)
・みかん(缶)
・とんがりコーン
・ブルーベリーソース
<作り方>
1コップにコーンフレークを適量入れる。
2アイスを乗せる
3とんがりコーン、みかん、ブルーベリーソースを乗せて完成!
ちなみに「どこがユニコーン⁉︎」と思われると思いますが、長男曰く、とんがりコーンが角と尻尾、みかんが羽、アイスとソースは体なんだそうです。笑
とんがりコーンはないな‼︎と思っていましたが、意外と相性goodで味も美味しかったです。
子供の発想、面白いですよ。
まとめ
年齢別に室内でできる遊びをまとめてみました。遊びは子供にとってとても大切なことです。遊びを通して学び、いろいろな経験を通して人格が形成されていきます。
長男が通っていた保育園の先生は「できた」「できるんだ」「難しくても、諦めなければきっとできる」と言う経験を積み重ねていくことが、子供の成長にとってとても大切だと言っていました。
年齢や個性により、「難しい」と感じることは様々ですが、その子その子にあった関わりや遊びを取り入れることが大事だなと、記事を書いていて思いました。
また、季節的には夏ではないとできないのですが、「お風呂場で水遊び」は外に出れない暑い日によく子供達にさせていました。年齢問わず楽しめて、わりかし長時間飽きることなく遊んでくれるのでオススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
はじめまして、このサイトの管理人pikariです。
中国人の旦那を持つ日本人妻であり、二人の男の子と一人の女の子を育てるワーママです。
子供ができてからずっと「育児も仕事もバランスよくできる職場」を模索し続け、たどり着いた今が2種類の自営業を掛け持ちしつつ旦那の事業を手伝いつつ育児をするという、超アンバランスで不自由なような自由な生活。笑
理想の生活にはまだたどり着けていませんが、育児も仕事も、日々反省しながら一歩一歩、少しづつ前進している毎日です。
コメント