暑くなってきましたね、あと数週間もすれば、小学校や中学校、幼稚園も夏休みという長いお休みが始まります。
大好きだった夏休み。やりたいことがいっぱいできて、学生時代は楽しみで仕方なかったです。
保育園児は一体どうなるのでしょうか?
お父さん、お母さんがお仕事をしていたらもちろんお休みはありません。保育園側としてはそれでもいいのでしょうか。
保護者の立場、保育園の立場、子供の立場。それぞれから見た夏休みについて書いていきます。
保育園児の夏休みの取り方
保育園にはまとまった「夏休み」という期間はありません。職員の方々はお盆の近辺でシフト制でバラバラにお休みをとります。
なので園児が皆登園してしまうと職員が足りず困ってしまうので、あらかじめ「○月○日~○月○日の間でお休みできる日を教えてください」という形で各家庭の夏休みの状況を把握してシフトを組んでいきます。
もちろんその時期にお休みが取れる家庭とそうではない家庭がありますので、そこは強制ではなく「できれば」という形でお願いしています。
我が家も、私が接客の仕事をしている関係で今年はお盆に休みを取るのは難しそうです。
お盆の前に9日間も中国へ帰省する予定(旦那さんが中国人…)なので、その間に保育園をお休みさせようと思っています。
一般的には夏休みはどのくらいとるもの?
普通の企業でお盆やすみは3日間くらいはありますかね?
もちろん多めに休める会社もあれば、そうでない会社もあると思います。勤務先の状況によってたくさん休む人もいれば、少ししか休まない人もいますが、2日~5日くらいが一般的ではないでしょうか。
基本的に、母親がお休みなのであれば子供達も保育園はお休みです。
「えぇ、それじゃあちっとも休めないじゃない‼︎」
と思うお母さん。その気持ち、と~ってもよく分かります。
日々の疲れを癒すタイミングが見つからないですよね。子供達と過ごしている夏休みの方が余計に疲れる。。。実際のところそれが現実です。
でも少し、考え方を変えて見ませんか?
子供が母親を求め、一緒に時間を過ごしたいと思ってくれる時期って、実はとーっても短いです。
人生が80年ある中のほんの10数年。
小さい子供を連れて歩いているとよく声をかけられます。
「いいわね~、子育てしている時間の中で今が一番花なのよ」って。
私としては「今」がしんどいんですけどね。
でもきっと、子供が成長して可愛気も無くなって(笑)、
一緒に出かけてもはしゃいだり、新鮮な発見をくれたり、小さな事に感動したり。そんな反応をしめなさくなった時、「あぁ、あの花だった時期に、もっと一緒に過ごしていたらよかったなぁ」って、思ったりしないでしょうか?
「今」を「しんどい…」と思いながら過ごすより、「もっと子供と一緒に楽しもう」と思って過ごした方がずっと充実した毎日を過ごすことができると思いませんか?
小学校に上がれば学校は休みづらくなりますし、どんどん勉強や習い事の時間が増え、親が子供と一緒に過ごせる時間は減っていきます。どうか今ある時間を大切にしてください。
一番気になる、夏休みの保育料について
上に記載したような短期のお休みであれば、1ヶ月分の保育料を支払うことにさほど抵抗はないと思うのですが、3週間、4週間など長期的なお休みになった時、1ヶ月分の保育料を支払うのはどうなんだろう…。と考えてしまいますよね。
1ヶ月分の保育料、バカにならないですから。
結論から言うと、保育園の制度によってお休みの場合の保育料は変わってきます。
まず、通っている園が認可の園なのか、それとも認可されていない園なのかそこで大きく違ってくるのでその違いを見てみましょう。
認可保育園の場合
認可保育園に通っている場合、収入に応じて保育料が決定します。
その決められた保育料は園ではなく各市区町村に支払い、自治体で調整した上で園で決められた保育料を自治体から園へ支払います。
認可保育園は基本的に園に在籍している限り毎月保育料はかかります。
料金に関して、やむおえない状況がある場合は園ではなく自治体への相談となります。
以前、長男が1歳児さんで認可保育園に通っていた時、旦那さんが息子を連れて中国に帰省してしまいました。(詳しくは「保育園に子供を預けていた私が仕事を辞めた理由」参照)
詳しい期間は覚えていないのですが、1ヶ月~1ヶ月半くらいの長期のお休みでした。
保育料については疑問はあったものの、こちらの都合でお休みしているので変わらず支払ったのですが、担任の先生からは
「こんなに長くお休みされるのであれば保育は必要ないとみなされて退園させられますよ」と脅されました。
事情も話していましたし、実際、外国から日本に移住している方たちは長期のお休みをとって帰省されることも多々あります。(うちの旦那の場合は退職して帰省でしたが…。)
なのでその先生の言っていることはおかしいなと思いますが、園によりどんな考え方の先生がいるか分かりませんので、長期休暇をとるときには気をつけた方がいいかもしれません。
認可されていない園の場合
認可されていない園は園によりルールは様々です。
うちの子供が通っていた園では一時保育も行っていたので0歳児さんで一日約5,000円(年齢により異なります)、1ヶ月約56,000円。
11日以上園に通うのであれば月額を支払う方がお得という計算でした。
けれどその園も大きくなるにつれて「在園中は自己都合等で長期間欠席の場合でも保育料はお支払いただきます」という方針に変わっていきました。
保育園を経営する上で最も大きな経費が「人件費」。突然子供1人2人が休んだところで人件費は変えられないので、そこで収入が減ってしまうのも保育園的にはとても困りますよね。
大人も子供も、楽しい夏休み
冬生まれの私はムシムシと暑い日本の夏はとても苦手ですが、夏休みは大好きです💕
子供といつもとは違う場所へ出かけられる絶好のチャンス。今年はどこへ行こうかなぁと、考えるだけでもワクワクしてきます。
山に囲まれた田舎で育った私としては、人工的でお金のかかる遊園地よりも、自然の中で人目を気にせず思い切り遊べる場所が子供にとっても良い経験ができるかなと思っています。
そんな私が今まで行ってみてオススメの場所をいくつがご紹介します。(私の行動範囲が狭いので、ほとんどが神奈川近辺です)
神奈川県立あいかわ公園&服部牧場
あいかわ公園と服部牧場を一つのくくりにさせてもらったのは場所がめっちゃ近いから!
うちは毎回あいかわ公園で思う存分遊んだ後に、服部牧場で美味しいジェラートを食べる。というのがおきまりのコース。
そんなんなので服部牧場の楽しみ方をあまり知らないのですが、土日や祭日には色々なイベントもやっているようです。
神奈川県立あいかわ公園

水遊びができる噴水や、小さな子供でも安心して入れる浅瀬のプール、風の丘や大きなスラーダーがあるアスレチック、ポンポンとび跳ねて遊ぶドームなど、子供のやりたいことを思う存分楽しめるあいかわ公園。
しかもどれもお金がかからず遊べるのでお財布にも優しい。
かかるのは駐車場の料金と、公園内を走っている汽車の「あいちゃん号」くらい。
「あいちゃん号」は宮ヶ瀬ダムへと続いていて、時間が合えばダムの放流を見ることができます。
服部牧場

昔テレビでやっていた「ムツゴロウ王国」で一躍有名になった服部牧場。
牛、馬、羊、豚、アヒルやウサギ、色々な家畜たちと触れ合うことができます。平日は人も少なくイベントもしていなかったり、動物も建物の中に入っていたりしますが、お休みの日はなかなか賑やかで、イベントも多数行っています。
水郷田名ふれあい科学館
相模川に生きている生き物の様子を知ることができる川の水族館。ザリガニを触ることができたり、クイズに答えるスペースがあったりと、子供に嬉しい仕掛けも満載です。
建物の外には池や小川があり、夏場は皆水着を着て自由に水遊びをしています。建物内は有料ですが、外で遊ばせるのにはお金はかからないし、時間を忘れて遊べるおすすめスポットです。
多摩動物公園
子供の頃に保育園の遠足で行った記憶があります。入園料はワンコインくらい。
山の中にある動物園なので坂道が多く、夏場は暑さが気になりますが、昆虫館やライオンバスなど、一日楽しめる動物園です入り口付近の建物内にもクイズやパズル、動物に関する色々な遊びがあるので小さい子供から大きい子まで、幅広く楽しめる公園です。
こどもの国
すごく広くて一日中遊べる公園です。入園にお金がかかります。
広い公園内に長い滑り台やアスレチックなどの小さな公園がいくつもあるイメージです。
有料の遊び場と無料の遊び場で分かれていますが、とても広くて内容も充実しているので、選択肢はたくさんあります。
水遊びができる小川や屋外プールもありますので、夏も思いっきり遊べそうです。
清川リバーランド

小さな小川で魚のつかみ取りができる清川リバーランド。一度長男を連れてバーベキューをしたのですが、当時妊婦だった私も、安心して子供を遊ばせることができ、生きた魚を触って息子も大はしゃぎ‼︎
利用には予約が必要になってきますが、アウトドアを思いっきり楽しめる自然のままの施設です。
津久井城山公園
子供の時によく登った城山。当時は本当に自然のままの「山」だったのですが、今は公園ができたり資料館ができたり、大きな駐車場や歩きやすい道ができたりして、遠くからでも足を運びやすい場所になりました。
定期的にイベントも開催していて、一度「森の音楽会」に行ったことがあります。
雰囲気が最高でした‼︎
自然に癒されながら子供を遊ばせたい人にはオススメの場所です。
そんなに高い山ではないので、頂上まで登るのも運動になって気持ちいいですよ。
まとめ
育児疲れや仕事疲れ。いつも頑張って働いているお母さんには疲れは切り離せないものではあります。
家でじっとしていても子供がいれば疲れるのは同じことですし、気分転換にでも。今年の夏休みは子供と一緒に童心に帰って楽しんでみてはいかがでしょうか。
はじめまして、このサイトの管理人pikariです。
中国人の旦那を持つ日本人妻であり、二人の男の子と一人の女の子を育てるワーママです。
子供ができてからずっと「育児も仕事もバランスよくできる職場」を模索し続け、たどり着いた今が2種類の自営業を掛け持ちしつつ旦那の事業を手伝いつつ育児をするという、超アンバランスで不自由なような自由な生活。笑
理想の生活にはまだたどり着けていませんが、育児も仕事も、日々反省しながら一歩一歩、少しづつ前進している毎日です。
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