子供は2人くらいがいいな。なんて思いながら、1人目の子育てに追われている毎日。
周りから「そろそろ2人目?」なんて言われてもピンと来ず。
皆さんはいかがですか?
医学的には、2人目妊娠のベストタイミングは1人目を出産した1年半後。と言われているようです。
しかし、これはお母さんの体調面でということだと思うので、実際2人育児されている先輩ママさん達に「実際はどうだったのか?」とリサーチしてみました。
タイミングは様々で、子供の年齢差によっても色々なメリット、デメリットがあるようです。
一体、何歳差くらいがいいの?
2人目のタイミングは、いつ頃が良いのかについて、先輩ママさん達の「生の声」を今回はお伝えします。
2人目の子供を産むタイミング
2人目を考えるときに、働くママにとってとっても大事なのがこのタイミング。
なぜかというと、タイミングを間違えると育児休暇の関係から子供を幼いうちから保育園に預けなければ入れないというリスクが生じたり、待機児童になる確率が高くなったり、
また、下手をすれば上の子供たちが退園になるかも!?
という危機まで訪れてしまうかもしれないからです。
最もベストなタイミングは3月〜5月。
育児休暇の取得は本来は子供が3歳になるまで可能ですが、実際のところ子供が1歳になったら復帰してくださいというスタンスの企業が多いです。
2人目の子供が1歳になるタイミングが夏〜冬にかけての時期だと、保育園に空きがなく待機児童になってしまう可能性が大。
かといって待機にならないように4月に合わせて入園。
となると、子供が小さすぎて手がかかり復帰後が大変ですし、小さければ小さいほど身体が未熟で病気も多くなりお母さんの負担が増大します。
3月生まれの場合、1歳になったばかりの4月に合わせて入園の申し込みができます。
4月、5月生まれの子供の場合は生後10〜11ヶ月、子供も歩くか歩かないかくらいのだいぶ身体がしっかりした頃に0歳児クラスに入園することができます。
生後2ヶ月で保育園に子供を預けている方を知っていますが、やはり身体が未熟であればあるほど、病気や入院、アレルギーなど保育園に預ける事で苦労されることが多いです。
途中入園が難しい8月〜2月生まれ
2人目ともなれば一度保活をされていると分かると思うのですが、認可保育園は基本的に途中入園は待機になる可能性が高いです。
地域によって差はあれど、それなりに働くお母さんが多い場所、保育園が充実していないところでは、大抵10月頃に4月入園の一斉募集をし、定員はほぼ埋まってしまいます。
仮に数名の空きがあるクラスがあったとしても、4月、5月、6月に途中入園を希望する園児がいればその空きは埋まってしまうのです。
なので、4月以降は時間が経過すればするほど、途中で保育園に入園するのは難しくなります。
1歳の誕生月で入園することの難しい8月〜2月生まれの子供は、運よく保育園に空きがない限り1歳になる前の4月を目指して募集をするか、
1歳を過ぎてからの4月を目指して入園するかのどちらかになる場合のですがそれはもう職場との相談と、子供の状況を見ての判断になります。
1人目で保活に苦労をされた人ほど2人目を産むタイミングには気を使います。
子供は授かりものなのでこればっかりはコントロールが必ずできるというものではありませんが、育児をしながら仕事をしている以上、職場へも気を使いますし、子供の状況にも気を使いますよね。
産まれてからの苦労を軽減するためにも、産むタイミングについては考えてみることをオススメします。
2人目の子供との年の差、3歳の場合
1人目の子供と2人目の子供の年齢の差が3つ離れている場合のメリット、デメリットは?
「メリット」
・1人目の子供も3歳になり、イヤイヤ期も落ち着く子がほとんどで、しっかりしてくる時期。
・お母さんも子育てに慣れてきた頃なので、少し気持ちにゆとりを持って2人目の育児ができる。
・3歳ともなると、上の子もお世話を手伝ってくれる。
・1人目の子供が話せば理解できる年齢になってくるので、育児が年子や2歳差に比べてしやすい。
「デメリット」
・中学、高校と同時に入学、卒業があるので費用が一気にかかってしまう。
・受験の時期が被ってしまう。
入学や受験といった費用がかさんでしまうデメリットはありますが、
子供達の年齢差的にはベストだという声が多く聞かれました。
2人目の子供との年齢差、2歳の場合
1人目の子供と2人目の子供の年齢の差が2つ離れている場合のメリット、デメリットは?
「メリット」
・下に弟(妹)が出来たことで、上の子がぐんと成長してくれる。
・お母さんの産後の体調が戻ってから出産に臨める。
・学校の入学や卒業が重ならない。
・子供たちの年齢が近く、遊びの種類などが似ているため、一緒に遊んでくれることが多い。
・育児期間がまとめて終わり、子育てが落ち着くのも早い。
・乳児期の洋服や子供用品などがすぐに次の子に使えて効率的。
・仕事をしている場合、育休を続けて取れて会社の周りの方への迷惑や負担が少ないと感じる。
・幼稚園や保育園に同時に通うことで、兄弟割引であったり、私立幼稚園に通わせる場合は就園奨励補助金の額が加算されたりということも大きなメリット。
「デメリット」
・1人目の子供のイヤイヤ期と重なってしまう可能性が高い。
・ベビーカーが1台では足りない。(2台用意するか、上の子供と一緒に使えるように何か考える必要が出てくる)
・子供の進学のための資金を計画的に貯金しておかないと、大学時代の教育費がピークとなる頃に大変。
・通園、通学のグッズを同時に用意しなければならない。
2人目の子供との年齢差、5歳の場合
1人目の子供と2人目の子供の年齢の差が4歳以上離れている場合のメリット、デメリットは?
「メリット」
・上の子が下の子を可愛がってくれ、育児にも参加してくれることが多いので、お母さんは助けられる事が多い。
・家事が忙しい時など、少しの時間任せることができる。
・大学の4年間の教育費のピークが重ならないため、教育費の捻出に悩むことが2歳差、3歳差に比べ少なく済む。
・教育にかかるお金を一度に出費する金額がそこまで多く重ならない。
「デメリット」
・5歳差など、年齢差が大きくなればなるほど、育児の期間が長くなるため、子育てが落ち着くまでに時間がかかってしまう。
・子供の教育にかかるお金を考える時期が長くなるため、自分たちの老後の備えを考えることを疎かにしがち。
まとめ
いかがでしたか?
一般的には、兄弟の年齢差として理想的なのは2歳から3歳差とよく言われます。
しかし、実際、こうして先輩ママたちにお話を伺ってみて意見は様々です。
金銭的な面、身体的な負担、総合的に見てみると、必ずしも2歳差が良い。3歳差が良い。とは一概に言えないような気がします。
兄弟の年齢差ももちろんですが、実際はお父さん、お母さんの年齢や状況も影響しますよね。
私はいわゆる高齢出産の年齢に当たるので、「5歳差」は難しいだろうな。と考えます。
だからと言って、今すぐ第2子を。ということもまだ考えられずにいるのが正直なところです。
家族計画の1つとして、「兄弟の年齢差」のメリットやデメリットを参考にしながら、大まかな計画を立てることは良いかもしれませんね。
ですが、そのことを気にしすぎてお母さん、お父さんの精神的な負担が大きくならないようにも注意してほしいな。と個人的には思います。
年齢差はもちろんですが、きっと男女の違いによっても、そして子供1人1人の個性によって子育ての悩みや喜び、メリットやデメリットも違ってくると思うので、「子供は授かりもの」な気持ちで第2子が来てくれる事を家族で喜べるといいですよね。
今回は先輩ママ達のリアルな声をお届けしました。
参考になれば嬉しいです。
はじめまして。
現在1人息子との日々に笑ったり泣いたり、迷いながらも楽しい育児真っ最中です。
特技は3歳から今も続けているピアノ。
音楽を通し、子供たちと関わる仕事をずっとしてきました。
たくさんの子供たちと仕事で接したり元々子供好きなこともあって、自分の育児には根拠のない自信があったのですが、現実はなかなかハードな毎日です。
「ママが笑ってたら、お家は明るい」を自分の中のテーマに、少しでも同じように悩むママや、一生懸命頑張っているママたちの役に立つ記事をお届けできたらと思っています。
ママの笑顔に繋がる小さなきっかけになれば嬉しいです。
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