保育園での集団感染!疥癬になった子供登園はいかに!?

1人で眠る子ども 保育園の話

 

いや〜、、、参りました。
もともと肌の弱かった次男にある日ぷつっとしたできものが。とても痒そうで時には夜も起きてしまうほど。
湿疹は日を追うごとに広がり、とうとう腕からお腹、足、足の裏と、頭以外の全身に広がっていったのでした。

病院でもらった薬も一時的にしか効かず、少し良くなったかと思うとさらにひろがっていく。。。

…これはアレルギー?アトピー?はたまた何かの病気??

発症から完治まで約8ヶ月。

原因が分かるまでに時間がかかったこともあり、次男は肌が弱くアトピーも併発してしまうこともあって、とても長い戦いでした。

そんな長い戦いを引き起こした原因は小さなダニ。しかも感染ルートは保育園でした。






疥癬て何?白癬と違うの??

 

うちの次男がかかっていた病気は疥癬(カイセン)というもの。
お恥ずかしながら、初耳だったのでこんな病気があるのだということすら知らなかった私ですが、母に聞くと「あぁ、知ってる知ってる」と。

「昔からある病気だよね」

と言っていたので、そこまで珍しい病気でもないようです。

 

疥癬は、ヒゼンダニというダニが皮膚に寄生することが原因となり皮膚上に強い痒みの伴う湿疹ができ、脇の下や脇腹、手足の指の間、腕や脚の側面に湿疹が出来やすいのが特徴です。

 

一方白癬はカビの一種である白癬菌が皮膚に感染して起こる病気です。

 

どちらも高齢者が感染することが多く名前も似ているので間違えられやすいですが、感染源が全く異なる別もので、治療方法も異なります。

 

病院で流行したり、老人の介護などでうつることは良くあるそうですが、我が家のように保育園でうつってくるケースはとても珍しいそうで、病院の先生も驚いていました。

 

そのために発症から病名の発覚までに時間がかかってしまい、その間に我が家は全員感染。

特に次男と一緒に寝ていた私と5歳の娘は恐らく次に感染したのでしょう。

治るまで2ヶ月かかりました。

 

逆に、最後に感染したであろう夫と長男は処方された薬を一度使うともう症状はなくなり、病院からは症状が出ていなくてもまた一週間後に薬を塗るよう言われましたが、その2回の薬の塗布ですっかり良くなりました。

 

治療を早く始めるほど完治までも早いので、的確に診断してもらうことが完治への近道です。





皮膚科の先生も悩ませる、よくある湿疹との見分けがつけにくい疥癬

もともと肌が弱く湿疹ができやすい、更に食物のアレルギーで発疹が出たこともあり、最初にぷつっと小さな水ぶくれのような湿疹が出てきたときにはさほど気にもとめず、

「またアレルギーの反応かな、放っておけばよくなるかも」

くらいにしか思っていませんでした。

 

ところが、1ヶ月たっても良くなるどころか湿疹は広がっていき、2ヶ月経つと片手から両手へと広がっていました。

こりゃ放っておいても治らないな。病院に行って薬をもらわねば…

と思い、重い腰を上げ、仕事を休んで病院へ連れて行くと、

 

アトピーの時と何ら変わらない、湿疹のひどい所用のステロイドと保湿薬を出してもらい毎日塗ることに。

この、毎日薬を塗るという作業がまた大変なんですよね、チョロチョロ逃げ回る次男をとっ捕まえて塗りたくる。ちょっと目を話すとまた腕からすり抜け逃げまわる。

逃げて追いかけての繰り返し。

どっと疲れが出ます。

 

そんなこんなでバタバタと、たまに薬を塗るのを忘れたりもしていたのですが、

始め少し良くなったように思えた湿疹も、しばらくするとまた増え始め、上半身全体に広がり始めました。

 

何度か同じ病院には行っていたものの、強いステロイドの薬に変わるだけで、ステロイドを塗っても、飲んでも、一向に肌が良くなる気配はありませんでした。

 

発症から4ヶ月ほど経った頃、あまりにも肌が悪くなって行くので、
「もしかしたら、原因は食物アレルギーかもしれない」

と、病院を皮膚科から小児アレルギー科へ変えてみました。

 

食物アレルギーは元々あり、保育園でも除去食を提供していただいていたのですが、家ではちょこちょこ食べれるくらい、アレルギーは軽くなっていました。

肌を見せた所、小児科では身体の洗い方の指導を受けました。

 

朝、夜と、1日2回。よくあわ立てた泡で身体を洗い、シャワーをした後は保湿の薬をたっぷりと身体に塗るのだそう。

夜の薬だけでも忘れてしまうような毎日なのに、めちゃくそ忙しい朝も子供を風呂に入れるの!!!!!???

はー、、、病院という所はどんだけ母を追い込めば気が済むのか。。

 

とはいえ息子の全身に広がった湿疹と、痒みで寝苦しく夜泣きを毎晩のように繰り返す身体を見て、

 

「くそ〜、やってやる・・・・」

 

と、母は自分の風呂すら満足に入れないのに息子を朝晩シャワーすることを決意するのでした。笑





家族が続々と疥癬の餌食に。。

そんなこんなしていた頃、娘の足にも次男と良く似た湿疹が現れ始めました。
娘も同じように痒みを訴えて、夜眠るときも湿疹に絆創膏を貼らないと寝てくれませんでした。

 

そういえば、、私も。。。

 

肘の内側辺りに湿疹が。結構痒くてつい掻いてしまう。

 

うつってる??

 

と、薄々感じながらも朝晩のシャワーにお薬に、保育園にお仕事に。。。と、忙しさを理由に病院を後回しにしていました。

 

「どうせ強いステロイドを出されるだけだし。効かないし。」

 

ところがさらに1ヶ月ほど経つと今度は長男や夫にも同じような湿疹が出てきたのです。

 

「病院、変えたほうがいいんじゃない?」

 

夫からそう勧められ、少し遠いので通うのは面倒だけども評判の良い皮膚科に家族全員で行ってみることを決意するのでした。





5ヶ月目にして病名発覚!「疥癬…」その主な感染経路と治療法とは

評判の良い皮膚科へ行くと、先生は次男の身体を一目見るなり

 

「お母さんも同じ症状ありませんか?」

「子供たちやお父さんは?」

「お年寄りと一緒に住んでませんか?もしくは病院に入院していたとか、お母さんが介護の仕事をしているとか」

 

と質問ぜめ。

 

「こりゃ〜、大変だ〜…」

 

先生の言葉にこちらも不安になる。

 

「これは疥癬ですね」

「!!!」

 

疥癬て、・・・なんだ?

 

先生の話によると、主に老人や寝たきりの人が感染することが多く、家族間での感染率が高い。介護の仕事や看護師はうつってしまう事が多く、病院での院内感染も良くあるケースとのこと。

 

「お母さんのお仕事はなんですか?」

「マッサージをしています」

「じゃあ、それでうつったのかもしれませんね」

 

マッサージに来るお客様は高齢の方も多く、肌が接する事も全くないとは言い切れない。

感染経路としては考えられる職業のよう。

 

でも、基本的にマッサージをするときはタオルを敷いて直接肌に触れないようにはしているし、私よりも次男の方が確実に先に感染しているしなぁ…。

と、疑問に思いつつも先生の話を聞く。

 

疥癬の治療法は大人と子供で多少異なるが、ダニを殺すための薬をクビから下の全身に塗り、時間を置いてシャワーを流すという一連の流れは同じ。

ヒゼンダニを殺す薬は、基本的に肌にとってはいいものではないから、薬を使う事でダニは死んでも、別の皮膚症状や肌荒れが起こる可能性があることも説明してくれた。





 

疥癬に感染した場合登園はしてもいいの?

疥癬に感染していたと分かってまず迷ったのは登園してもいいのかどうか。

実際に家族間ではうつっているし、保育園の先生にも同じ症状が。。

 

病院の先生に尋ねると、

「う〜ん。。。」と考え込んでしまい、

「登園が禁止と指定されている病気ではないんだけど、他の人に移してしまう可能性はあるよね、園と相談した方がいいかもね」

とのこと。

 

保育園で聞いてみると登園は可能との事だったのですが、

「100円ショップとかで売っているような子供用の手袋を持ってきてください」

と言われました。

 

とはいえ診断を受けたばかりの頃は心配だったのでしばらくお休みをさせました。
私の仕事もお客様に感染する危険があったので1ヶ月お休みしました。
家計的には大打撃でした。。。

同じ症状が出ていた先生も、変わらず出勤されていました。





 

感染経路は保育園からだった!集団感染の真実

どう考えても私よりも次男が先に感染していたので、どこからどうやって疥癬がうつったのか、謎は残ったままでしたが、とにかく他の子供や先生にうつしはしないかと気が気じゃなく、

 

おそらくうつされたであろう担任の先生も、旦那さんや娘さんと一緒に治療を進めているとの事で、

「きっとうちの子がうつしてしまったんだと思います。すみません」

と、申し訳ない気持ちで謝ったら、

「そんな事ないです、そんな事ないです」

 

と、強く否定。

その反応がちょっと変だなと思いつつも気にせず月日は流れ…。

 

我が家の子供達も長い戦いを終えて次男もやっと疥癬の薬から普通のアトピーの薬に戻っていた頃に、

「今だから言えるけど、実は疥癬を広めたのは〇〇さんだったんだよね」

 

と、同じ保育園のママ友から聞きびっくり!
私は我が家と先生しか感染した人を知らなかったのでてっきりうちの子が発端かと思いきや、少し前から同じような症状が出ていた子が居たんだそうな。

 

評判のいい皮膚科は距離的に遠いので近くの皮膚科にまた戻り、保育園で疥癬の集団感染があったことを話すと、キャリアの長い先生でしたが

「えぇ!そんなことってあるの!?」

と、いいリアクションで驚いていました。

 

保育園で広まることは本当に珍しいことのようです。

実際、息子も8ヶ月の間普通に保育園で過ごし(原因が分かってからは手袋等の対処はしましたが…)うつった子供も数名だったようです。

 

うつった息子や先生の共通点といえば、「アレルギー体質で元々皮膚が弱かった」ということ。

実際我が家でも皮膚が一番弱い次男は疥癬の薬が肌に合わず、疥癬の治療をすると湿疹がたくさん出てきて大変でした。





疥癬の予防と対策

小児アレルギー科で言われた、「朝晩シャワーをする」は、母親からすればめちゃ過酷な試練でしたが、疥癬の治療という面でいえば正解だったようです。

 

ダニが増えるのを防ぐには「清潔」にするのが手っ取り早く、

・パジャマを毎日変える

・毎日布団を干す

・毎日お風呂でよく体を洗う

・シーツの交換もこまめに

 

など、ズボラな私が普段サボりがちな事を徹底して毎日やりました!

家族間の感染もこれでだいぶ防げるのではないかと思います。

 

次男は当初、ステロイド剤を体に塗りたくっていましたが、ステロイドを塗ると疥癬は酷くなります。

なので疥癬が発覚したらまずステロイドを絶たないといけません。

 

疥癬には2段階あり、感染のしやすさや、治りの速さも、レベル1とレベル2ではだいぶ違うようで、ステロイドなどの謝った治療をずっと続けているとレベル2になってしまうんだとか…。

レベル2になる前に原因が発覚して本当によかったです。

優秀な皮膚科の先生に感謝です。





まとめ

なかなかできない体験をしたので書いておこうと思いました。
いや〜子育て中って本当、毎年毎年びっくり体験させてもらってます。

必死こいて一日を過ごしている今をいつか振り返って笑って話すのかな。

そんな時が来る事を願って、明日も必死こいて悩んだり怒ったり笑ったりしながら
この特別な今を過ごしたいと思います。

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